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海外ベトナム人協会発足

ホーチミン副議長グエン・ヴァン・チ氏（左）より
ライセンスを手渡されるグエン・トリ・ユン氏

1999年10月18日、ホーチミン市にて海外ベトナム人協会が発足した。（正式会員２６名）
顧問のボ・バン・キェット氏（前ベトナム国首相）によれば協会の発足はベトナム政府が海外ベトナム人（越橋）のビジネスに強い興味を抱いているためであり彼らがより良い環境でビジネス展開ができるように手助けをするのが狙いである、と述べている。

ホーチミン市では現在越橋による200以上のプロジェクトが進んでおり製造、貿易、技術移転などが主である。

海外ベトナム人委員会議長のフン・ゴック・アン氏によれば今年に入り彼らの投資が急増、彼らの強みとは国内外の規制に囚われず有利な条件の元、投資活動を行えることである。

ベトナム経済発展のため、越橋の資本投下を促すために、来年、政府は越橋がベトナム国内に家を構えることができ、出入国ビザの手続きも簡素化し、ベトナム国民と同じ物価で売買可能となるように政策を取る。

協会理事には日本在住、ベトナム、ミントラン社代表のグエン・トリ・ユン氏（NICD社代表取締役）が選出された。
『協会発足の目的は海外ベトナム人企業家のビジネスチャンスを増やし、ホーチミン市の、しいてはベトナム国の社会―経済発展に寄与するためであり、協会として、国内外で活躍する企業家達がベトナム投資に一層前向きになる環境作りに一役買いたい』と述べている。

―1999年10月19日　サイゴンタイムズより。