[※絵画展開催期間:2012年5月12日~6月1日(日曜を除く)、9時~16時]
戦争証跡博物館の第14回“児童絵画コンテスト”で選ばれた50枚の絵
2012年5月11日、ミントラン社内の庭園にて、「ベトナムの子供たちの絵画展」開催の開会式と交流会を行いました。これは、ホーチミン市の文化活動の一環として、ミントラン社と戦争証跡博物館、トリ・ユンビジネススクールが共同で、昨年3月の東日本大震災後、私たち人類が考えるべき自然との共存への教訓や想いを分かち合いたいという気持から開催しました。
絵画展では、昨年に戦争証跡博物館で行われた「第14回児童絵画コンテスト」で選ばれたホーチミン市の子供たちの50枚の絵を展示しています。その多くが、日本の震災の様子、避難所の助け合いの様子、日本を応援する様子などが描かれていて、子供たちの大規模な災害に見舞われた日本を想う気持ちが感じられます。
交流会
交流会では、ユン社長から東日本大震災の現場の映像と共に、実情が紹介され、大地震発生時の映像が流れると会場から驚きの声が上がりました。さらに津波の被害や自衛隊の活動、被災者の心のケア、避難所の助け合いなどが紹介されました。
そして、戦争証跡博物館の館長である Huỳnh Ngọc Vân(フィン・ゴック・ヴァン)氏から、ベトナム戦争から今も残る子孫への影響や、その子供たちの生きる姿、子供たちが作りだした美しい作品と作品を購入支援する日本人学生との交流の様子が紹介されました。Vân(ヴァン)氏は、繰り返し、ベトナムと日本の心身の痛みを分かち合い、想い合っていきたいと言われました。会場は、その想いを共有するように、大きな拍手が鳴り響きました。
出席者の発言の様子 |